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無限の可能性

夏休みが始まりました。この時期、お子様やお孫様と一緒に過ごす時間が増えた方も多いのではないでしょうか。子どもたちの健やかな成長のために大切なことの一つは、その子のうちに神様が与えてくださった可能性を見ることではないでしょうか。

エレン・ホワイトは、イエス・キリストについて次のように記しています。

「ひとりびとりの人間の中に、キリストは無限の可能性をみとめられた。キリストは人類を、ご自分の恩恵によって……生まれ変わらせ得る者としてご覧になった。希望を持ってご覧になったキリストは、その希望を人々の心に吹き込まれた。信頼をもって人々に接したキリストは、人々の心に信頼を吹き込まれた。」

(エレン・ホワイト著『教育』)

イエス・キリストは、「もう、この人はダメだ」「絶対に変わることはない」と言って、人々を希望のないものとして、その心に絶望を与えることはありませんでした。どれほど失敗し、周囲から見放された人であっても、その人のうちに神様が備えておられる可能性を見つめ、信頼をもって接してくださいました。そのまなざしは、人々の心に「キリストの目にとまるような者でありたい」という願いを生じさせ、「自分も変わることができる」という信頼を生み出しました。

聖書は、「恵みの賜物は罪とは比較になりません」(新約聖書ローマの信徒への手紙5章15節)と語ります。神様の恵みは、どんな罪よりも大きく、人を新しく造り変える力があります。私たちも、イエス様のまなざしを持ち、「神様はあなたを愛しておられる。神様はあなたに無限の可能性を与えてくださっている」と希望の言葉をかけていきたいと思います。そのような言葉やまなざしは、一人ひとりの心に信頼と希望の種をまき、神様はその種を豊かに実らせてくださるでしょう。

忘れないように

皆さんは「訓練」という言葉は好きでしょうか?
なんとなく、辛く、苦しいイメージがありますが、その先には成長した自分を想像できるかもしれません。
旧約聖書、申命記8章5節には、次のように書かれています。

聖書の神様は、時に私たちを「訓練」するというのです。その目的は、神様に頼ることを忘れないようにするためであり、私たちの幸せのためなのです。

聖書の神様が私たちに知らせたいこととは、「人は主の口から出るすべての言葉によって生きる」ということです。つまり、私たちに与えられている「主の言葉」である聖書の言葉に頼ることを知らせたいのです。

この通信を読んでくださっている皆さんも、今まで様々な訓練、試練を経験されたと思います。
まさに、今、その試練の中を生きている方もいると思います。
辛すぎて、苦しすぎて、この試練、訓練の先にある成長や幸せなど考えられないこともあると思います。
試練の中、苦難の中において覚えておきたいイエス・キリストの言葉を紹介いたします。
新約聖書ヨハネによる福音書16章33節です。

苦難はあるけど、それらすべての苦難に勝利された方、イエス・キリストの言葉に信頼し、皆さんお一人お一人に神様からの平安と勇気が与えられますようにお祈りいたします。

私ごとですが、この3月を持ちまして、小金井教会の牧師を離れることとなりました。
通信を通してですが、皆さんとお会いできたことを感謝いたします。ありがとうございました。
4月より新しい牧師が着任しますので、今後とも小金井教会をよろしくお願いいたします。

ナインワンワン

9月11日と聞くと何を思い出しますか?

24年前、アメリカで同時多発テロ事件があった日としても覚えられている日です。

ニュ―スで何度も流れる映像を覚えている方も多いのではないでしょうか。

さて、アメリカで911、つまリナインワンワンとは、緊急通報用の電話番号です。

日本では警察は「110番」、消防や救急車は「119番」ですが、アメリカではどちらも 「911番」に電話します。つまり、助けを求める番号はただ一つ、ナインワンワンなのです。

私たちは、苦しみの時、助けを必要としている時、どこに助けを呼び求めていますでしょうか。聖書の神様は、助けを呼び求めて欲しいと言っています¨旧約聖書の言葉を3つ紹介いたします。

一つ目は詩篇50篇15節です。

二つ目はエレミヤ書33章3節です。

そして、三つ目は詩篇34篇6節です。

私たちは生きていると、様々な試練や困難を経験します。そのような時に、聖書の神様は、呼び求めて欲しいと願っているのです。

人間的に考えて絶望的な状況においても、神様は必要な助けを送ってくださると約束してくださっているのです。

今日、試練の中、苦難の中を通っている方もいると思います。聖書の神様は、お一人お一人を呼んでおられます。そして、この呼びかけに答えるか否かは私たち一人一人の選択に委ねられているのです。

24時間いつでも聞いてくださる、ナインワンワン。

聖書の神様を呼び求めてみませんか。

人間関係の回復を求めて

最も身近であり大切なのですが一番気を使い難しいものがあります。それは「人間関係」です!

実は、神さまは最初に理想的な人間関係を築いて下さいました。エデンにおける人の関係は、愛と喜びに満ちていました。しかし、人が罪を犯してしまった後、その関係は理想を失ってしまったのです。自己中心の精神が心に忍び込み、信頼は不信に、お互いの関わりはストレスに、そして最も複雑で難しい問題へと変化してしまいました。

神様が私たちの中に回復したいと願っているのは、お互い(神と人、人と人)の信頼を取り戻し、絆を深め、愛によってむすばれた関係を築く事による、平安と喜びと希望なのです。

  1. 神が求められる人間の心

神様が私たちに期待されているのは、謙遜、柔和、寛容、親切という美徳を身につける事。愛をもって忍耐する事。平和をもってお互いの絆を深める事。神様を求める事によって心を一致させていただく事です。
特に親切と謙遜な精神は人の心を変える力があります。聖書には悪意や侮辱に対して祝福で返す事が勧められています。私たちに求められるのは、祝福を祈る事であり、決して報復や呪いをもたらすものではないのです。

  1. 人間関係のトラブルを解消するには

赦す:赦すとは完全に忘れる事。最初から無かった事にする事です。私たちは、神様が赦して下さったように、互いに赦し合う様に求められています。お互い弱さを持っている者として(お互い様)憐れみの心、親切心をもって赦しあいたいものです。そうすると心の重荷が取り去られ癒しに繋がります。

罪の告白:私たちは、赦してもらうために、罪を告白する事が必要です。しかし、迷惑をかけてしまった相手を前に、告白するのは大変勇気がいるものです。赦してもらえなかったら… 怒鳴られたら… ののしられたら… 何か求められたら…など、思い煩ってしまいます。自尊心が傷つけられ、悪い評判が立つのではないかと恐れてしまいます。しかし、それでも自分の非を認め、迷惑をかけてしまった事を告白し謝罪する必要があります。「告白」は勇気ある人間だからこそ出来るのです。

人間造り:善い人間関係を築く事は、人間を造り上げる事です。お互いに裁き合うことを止め、互いを向上させるための勧告を思いやり深くなされてゆくとき、人間関係は良好となり、向上してゆくでしょう。